[2017年03月16日]

青空ゆ辛夷の傷みたる匂ひ

大野林火(1904~82)

辛夷(こぶし)が春の季語。木筆(こぶし)、こぶしはじかみ、田打桜(たうちざくら)、幣(しで)辛夷なども同意の季語です。
いつもの年のように、横須賀市西公園の辛夷が咲き始めました。花期は桜よりも早めです。公園などに植えられていますが、山のものが最も辛夷らしく一段と美しく見えますね。
モクレン科の落葉高木。多くは山に自生して高さは25~30メートルにもなります。葉よりも先に白色の6弁花を開き、名前はつぼみの形が赤児の拳を連想させるとも、秋になり熟す実が拳のようだとも言われています。この花の咲くころが田打ちの時期から田打桜とも呼ぶ地方があります。
この句の「青空ゆ」の「ゆ」は、「青空よ」の意味。真白な花は、風雨にさらされてすぐに傷みます。それでも高貴な匂いはあたりを払っていますね。
作者おおの・りんかの紹介は、2005年6月13日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊に
・WBCの日本代表チームは、イスラエルに勝って準決勝に進出。2月25日のオープニングマッチから、その後の強化試合を2勝3敗のチームが1次、2次ラウンドと6連勝。監督、コーチ、選手、スタッフが良くまとまってきました。次はロサンジェルスで日本時間22日午前10時の準決勝での活躍を期待しましょう。

投稿者 m-staff : 2017年03月16日 09:56

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