[2017年03月19日]

榛の木の花見に来ませしじみ汁

鈴木道彦(1757~1819)

榛の木の花が春の季語。赤楊(はんのき)の花、はりの木の花、榛(はり)の花なども同意の季語です。
カバノキ科の落葉高木。雌雄同株で、3月ごろ、葉の出る前に暗褐色で筒状の花穂が枝先に2~3本垂れます。これが雄花で、黄色の花粉を散らします。観賞の対象になるのは、この雄花で、雌花は枝の基部についています。
榛の木のそれでも花のつもりかな  一茶
このように一茶がからかったぐらい目立たない花ですね。この句では、これを見にいらっしゃいと誘っているところが面白く感じます。さらにこれに加えてしじみ汁などをご馳走しましょうというのですから、いささか俳味もてんこ盛りと言ったところですね。
作者すずき・みちひこの紹介は、2010年11月26日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・さあ今日から第89回選抜高校野球が甲子園球場で開幕。今年も神奈川県からの出場はありません。熱戦を期待しましょう。

投稿者 m-staff : 2017年03月19日 09:34

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