[2017年03月22日]

山吹の夕冷え奥嶺までつづく

大串 章

山吹が春の季語。面影草、かがみ草、八重山吹、濃山吹、白山吹なども同意の季語です。
山吹は、日本固有の植物で「万葉集」以来広くうたわれています。
バラ科の落葉灌木、山野に自生していて、また広く庭などに植えられていますね。3月から4月にかけて黄色の五弁の花を開きます。一重や八重がありますが、一重のものが結実し、八重のものは開花が遅く結実しません。こちらを八重山吹と言います。花の色は、黄金が連想され、また実のならぬ花として詠われます。
この句は、山の奥の嶺まで山吹が咲いていて、夕方の冷えが身に押し寄せると詠っています。山吹草は、ケシ科の多年草で、山吹とは異なります。
作者おおぐし・あきらの紹介は、2006年10月3日を参照。
(出典:佐川広治著「季語の花―春」、TBSブリタニカ、2001年刊)
・WBCの日本代表チームは、準決勝でアメリカと対戦。ロサンジェルスは雨も上がっていよいよ午前10時から決戦となります。横綱に面を借りるつもりでいい試合をしてください。

投稿者 m-staff : 2017年03月22日 09:53

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