[2017年03月24日]

片栗や自づとひらく空の青

加藤知世子(1904~86)

片栗が春の季語。かたかごの花、堅香子(かたかご)の花なども同意の季語です。
相模原市城山の山のふもとに、片栗の群生しているのを見に行ったことがあります。山の傾斜面に自生してそれは見事な光景でした。
ユリ科の多年草。片栗は日本特産で古くは「万葉集」にも「堅香子の花」の名で詠われています。3月から4月にかけて紅紫色の花弁を反転させて、群落を成して咲きます。発芽から開花まで平均して8年をかけ、一つの花が出来上がります。葉を1枚だけしか出さない株が多く、片葉鹿子(かたはかのこ)が転じて堅香子の古名が生まれたと言われています。
この句は、雑木林の傾斜した山のふもとに、さっと青空が出てきて片栗の花が喜んでいる様子が伝わってきますね。
この句は、1953(昭和28)年刊行の「冬萌」に所収されています。
作者かとう・ちよこの紹介は、2005年7月4日を参照。
(出典:加藤知世子著「全句集」、邑書林、1991年刊)
・WBCの日本代表は、それなりに頑張りましたね。アメリカの初優勝で終了。サッカーWCアジア大会で日本がUAEに快勝しました。若手の活躍とベテランの経験がうまくかみ合いました。国会では森友学園問題で大騒動。どうなるのでしょうね。

投稿者 m-staff : 2017年03月24日 09:27

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