[2017年04月05日]

鉄橋のとどろきてやむ雪柳

山口誓子(1901~94)

雪柳が春の季語。小米花、小米桜、えくぼ花、噴雪花なども
同意の季語です。
高速道路の降り口に、雪柳の群生を見つけました。春の風の吹く時期に、風のあおられて動いている姿にひきつけられます。
バラ科の落葉低木。中国原産。高さは1から2メートルほど。元来、岩山のようなところに自生していましたが、いまでは観賞用として、庭や公園などに植えられています。細くしなやかに伸びた枝に白い小さな五弁花は、雪が降り積もったかのように咲いているようでとても美しく感じられます。花の後に出る葉は柳の葉に似ていますね。
この句は、鉄橋の下に群生している雪柳が電車の走行する音が轟いているのに合わせるかのように、その動きを止めたと詠っています。
作者やまぐち・せいしの紹介は、2005年1月24日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(上)」、創元社、2008年刊)
・明日から米国トランプ大統領と中国周主席の会談が行われます。ここで何が話されるかによって、その後の世界情勢が変わる可能性があります。注目に値しますね。

投稿者 m-staff : 2017年04月05日 09:38

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