[2017年04月10日]

花冷えの底まで落ちて眠るかな

古舘曹人(1920~2010)

花冷えが春の季語。花の冷えも同意の季語です。
桜の花の咲くころは、春らしい暖かさが中心になりますが、低気圧の通り過ぎた後、急に冷え込んだりすることがありますね。そのような冷え込みの後に続いてやってきた低気圧によって、冷たい雨になったり、山間部では雪なったりします。
花冷えは全国的な現象ですが、花の名所と言われる地方では、予期しない寒さに観光客が震え上がったりします。
この句の作者は、妻や娘などの身内や俳句の恩師など、最も身近な人々の相次ぐ死に遭遇して慨嘆しています。「花冷えの底」という表現に打たれます。
作者ふるたち・そうじんの紹介は、2007年1月14日を参照。
(出典:大岡 信著「新 折々のうた2」、岩波新書、1992年刊)
・トランプ政権には、軍人上がりの政治家がごろごろしています。シリアへのミサイル攻撃を端緒として、緊張の時代に突入しましたね。

投稿者 m-staff : 2017年04月10日 09:50

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