[2017年05月15日]

御僧は説かず娶らず初鰹

清水基吉(1918~2008)

初鰹が夏の季語。初松魚も同意の季語です。
夏になると黒潮に乗って大変な速度で大海原を駆け巡る鰹は身がしまって、初物好きな江戸っ子の大好物でした。江戸っ子にとっては、4月ごろにとれた走りの鰹を珍重し、女房を質においてでも、というほど高価を出しても買い求めることを誇りにしました。「勝魚」ともいう鰹は意気の良い魚で江戸っ子の気性にぴったりでしたね。
この句は、「説(と)かず」「娶(めと)らず」の僧侶が、初鰹だけはどんなことをしても忘れずに食べる、というおかしさが伝わってきますね。
作者しみず・もとよしの紹介は、2006年6月10日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記(第二版)」、雄山閣、2003年刊)
・アメリカは今日が母の日。大リーグの各球団の選手はピンク色に染まっています。ヤンキースの田中投手が投げていましたが、1,2回までで8点を取られて、まさかのノックアウト。相手は青木選手のいるアストロズ。何が起こるかわからないのが野球ですね。

投稿者 m-staff : 2017年05月15日 09:39

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