[2017年05月17日]

生れてすぐ歩く鹿の子や若楓

吉田冬葉(1892~1956)

若楓が夏の季語。楓若葉、青楓なども同意の季語です。
初夏になると、楓は淡い緑色の葉が複雑に繊細に重なり合ってレースのような美しさが格別ですね。深く切り込んだ葉の形を蛙の手に見立てた「蛙手」から楓という名前が付いたと言われています。古くは、鶏冠木(かえでのき)などの漢字を当てました。秋の紅葉を念頭において見てみると、若楓にいっそうの深みが生まれてきます。
この句は、春になって生まれたばかりの鹿の子が若楓の中で草を食んでいます。とても爽やかさが感じられますね。「鹿の子」も夏の季語です。
作者よしだ・とうようの紹介は、2006年11月5日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・秋篠宮の長女眞子さまがご婚約。相手は「海の王子」。これで王女と王子がそろいましたね。似合いのカップル誕生。おめでとう。

投稿者 m-staff : 2017年05月17日 09:31

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