[2017年05月25日]

青葉して針箱の中の貝釦

中山純子(1927~2014)

青葉が夏の季語。青葉若葉、青葉山、青葉風なども同意の季語です。
昔、大相撲に青葉山という力士がいましたね。あんこ型の体形で、明るくて元気の良い力士でした。ニックネームは起重機でしたね。
ところで、青葉は、初夏の若葉が生い茂って青々とした生気をみなぎらせている状態を言います。青葉若葉は濃淡様々の緑葉の混じった様子を表します。若葉と青葉の違いを言えば、若葉は新緑であり、初夏の新鮮な季節感に溢れていますが、どちらかと言えば青葉は深緑ですね。
この句は、山の青葉の茂っている状態と針箱の中の海の貝釦(かいぼたん)との対比に面白さがありますね。山と海を比べてお互いに響きあっている様子を感じます。
作者なかやま・じゅんこの紹介は、2008年11月3日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・イスラム教では、今週末から断食月=ラマダンが始まります。この期間はイスラム過激派の活動が活発になると言われています。インドネシアのジャカルタでは警察官を狙った自爆テロがありました。

投稿者 m-staff : 2017年05月25日 09:18

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