[2017年05月30日]

青梅を落としし後も屋根にゐる

相生垣瓜人(1898~1985)

青梅が夏の季語。実梅、梅の実、煮梅、小梅なども同意の季語です。
梅はバラ科の落葉高木で中国が原産。花を愛でるというよりは実を薬として利用するために伝えられました。梅酢、梅肉エキス、梅干し、梅酒、梅ジャムなど利用範囲は広く、青梅の美しさは引き締まった青さによりますね。
この句は、大きな梅の木に登り、梯子を使わずに屋根の上から竿で梅を落としました。竿で叩くたびに梅の実は、ばらばらと音を立てて地上に弾んで転がっています。もうほとんど梅の実は落としたので下に降りてもよさそうなのですが、主は一向に降りてきません。見ると主は屋根の上に腰を下ろして何か遠くを見ています。ちょっぴり主の性格まで見えてきますね。
作者あいおいがき・かじんの紹介は、2005年6月19日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・今日からセ・パ交流戦が始まります。このところはパリーグがセリーグを圧倒しています。今年はどうでしょうか。大リーグでは既にインター・リーグという形で、アメリカンリーグとナショナルリーグが交流していますね。

投稿者 m-staff : 2017年05月30日 09:14

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