[2017年05月31日]

生涯に鉄砲持たず百合の掌よ

榊原風伯

百合が夏の季語。山百合、白百合、鬼百合、姫百合、笹百合、鹿の子百合、鉄砲百合なども同意の季語です。
ここではよその花壇の鉄砲百合を見て作句しました。
ユリ科の多年草。種類が多く、観賞用に栽培されて多くの人に愛されています。山百合は山野に自生して、5月から8月ごろに茎に横向きの花をつけて強い香りがしますね。古くから詩歌に詠まれて、山野に、庭先にと見かけることが多い花です。花が重く、風に寄れやすいので「ゆり」という名前が付けられたと言われています。
PKOで南スーダンから陸上自衛隊の青森から派遣されていた隊員の皆様が無事帰国しましたね。我が国は戦後72年がたち、私は幸いなことに戦場に出かけることもなく、銃器を持つこともなく、平和に暮らしていますが、世界のあちこちでテロが起こり、多くの市民が命を失っています。「百合の掌」を愛し、このまま平和が続くように祈ります。
(出典:俳誌「炎環」、2015年8月号より)

投稿者 m-staff : 2017年05月31日 09:49

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