[2017年06月11日]

万霊の天より圧す梅雨入かな

目迫秩父(1917~63)

梅雨入(ついり)が夏の季語。入梅、梅雨めく、梅雨に入る、梅雨はじまるも同意の季語です。
今日は入梅。今年の関東甲信越の梅雨入りは、7日でしたね。横須賀は曇っていました。
立春からおよそ135日目、11日ごろが入梅で以後約30日間が梅雨の期間になります。しかし、梅雨入りの日は青の年によって違いますね。南の地方は6月半ば、北方はやや遅れます。最初は梅雨に入ったという実感はあまりなくて、細かな雨が降ったり、薄日が差したりしているうちに、いつしか本格的な梅雨の季節になります。
この句の「万霊」は、この世を去ったすべての人々の霊を言います。天を圧するばかりの霊が梅雨の始ったことを教えてくれます。梅雨はじめじめとうっとうしいものですが、しみじみとした落ち着きのある気配が天地に満ちるときでもありますね。
作者めさく・ちちぶの紹介は、2008年10月10日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・中学3年生のプロ棋士、藤井聡太四段が25連勝。先輩棋士が戦々恐々としていますね。あの落ち着きは天性のもの、どこまで強くなるか楽しみです。

投稿者 m-staff : 2017年06月11日 09:47

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