[2017年06月17日]

えごの花遠くへ流れ来てをりぬ

山口青邨(1892~1988)

えごの花が夏の季語。やまぢさも同意の季語です。
山や林の中を歩いていると白い花が一面に散っていて、頭上にはつぶらな花が開いていたりします。、山の木ですが公園や緑地に植えられて花は良い香りがしますね。
エゴノキ科の落葉高木。山野に自生していて、高さは4~5メートルほど。枝先に白い鐘形の可愛らしい花をたくさんにつけます。花柄が長いので花は下向きなります。散り終わったら青い果実がぶら下がります。名前は、果皮が食べると喉を刺激して「えごい」からついたと言われています。
この句は、つぶらな花や果実を見ていると、えごの花も作者も、はるばる遠くへ来たな、と感慨を催していますね。
作者やまぐち・せいそんの紹介は、2005年3月13日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(下)」、創元社、2008年刊)
・今日は横浜で句会。暑くなりそうですね。

投稿者 m-staff : 2017年06月17日 08:29

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/6026