[2017年06月18日]

蜘蛛消えて只大空の相模灘

原 石鼎(1886~1951)

蜘蛛が夏の季語。蜘蛛の囲、蜘蛛の巣、蜘蛛の糸、蜘蛛の子、女郎蜘蛛なども同意の季語です。
私の嫌いなものの一つに蜘蛛があります。今でも出てくればすぐに蹴散らします。
蜘蛛はもともと昆虫と同じように扱われてきましたが、節足動物で、だにやサソリと同じ仲間ですね。日本には千種類もいると言います。蜘蛛の多くは糸を分泌して網状の巣をつくり、じっと獲物の虫が来るのを待ちます。昆虫を餌にしているので益虫ですが、やっぱり不気味な存在ですね。
この句の「蜘蛛消えて」がいいですね。嫌な蜘蛛が消えてしまって、
あとはただ青い雲(=蜘蛛)のない大空だというのは、私の日常の様子と同じです、
今日は、父の日。
作者はら・せきていの紹介は、2005年10月30日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・17日午前1時過ぎに、米国海軍横須賀基地配備のイージス艦とフィリピン船籍のコンテナ船が伊豆半島の石廊崎の沖合で衝突。行方不明者が7名。いずれにしても油断が原因ですね。

投稿者 m-staff : 2017年06月18日 09:56

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