[2017年06月22日]

とりどりに人の夕べや紅粉の花

岡井省二(1925~2001)

紅粉(べに)の花が夏の季語。紅の花、紅花、末摘花(すえつむはな)なども同意の季語です。
我が家のトイレの片隅に紅花が飾られています。
キク科の2年草。エジプトが原産地。6月から7月にかけて紅黄色の花を開き、花の色はだんだんと赤くなります。葉の淵にはギザギザがあって、花や葉はアザミに似ていますね。古くから染料に用いるために栽培されましたが、現在は切り花のほかに油を取るために、紅花油として栽培されています。昔から山形県が栽培地として知られ県花になっています。古い名前の「末摘花」は「源氏物語」の巻の名で、よく知られていますね。
この句の作者は、思いがよみがえる夕べに、紅粉の花を見ながら、旧知の人に思いをいたしています。
作者おかい・しょうじの紹介は、2011年6月18日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・将棋の中学3年生プロ藤井聡太四段が28連勝。もう凄いというしかありませんね。歴代単独1位に期待がかかります。

投稿者 m-staff : 2017年06月22日 09:42

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