[2017年06月29日]

水滴のひとつひとつが笑っている顔だ

住宅顕信(1961~87)

無季句。
窓ガラスについた「水滴」。その一つ一つの透き通るような粒に、生命の躍動を感じての作品。無季の口語自由律俳句。笑っているのは作者のような気がしますね。おかれている環境がたいそう厳しい中での笑顔。
作者は、1987(昭和62)年に、26歳で亡くなりました。俳句を作った期間はわずか3年余り、その集中力には鬼気迫るものがあります。
生涯に残された句は、281句。
作者すみたく・けんしんは、岡山市の生まれ、本名・春美。中学卒業後は、飲食店店員、市役所の事務員など勤めながら22歳の時に京都西本願寺で出家得度。まもなく結婚しますが、不治の病のため離婚。生まれた子供を引き取り、入院先の病院で育てながら俳句を始めます。短期間に俳誌「層雲」「海市」などに投句。遺稿句集に「未完成」があります。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・企業の株主総会は、今日がピーク。上場企業の約30%が株主総会を開きます。準備と開催に追いかけられた日々。無事に終了した後のビールがとてもおいしかったことを思い出します。

投稿者 m-staff : 2017年06月29日 09:18

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