[2017年07月05日]

サングラス世を断ちおのれ恃むかな

吉野義子(1915~2010)

サングラスが夏の季語。
強い夏の日光から眼を守るための眼鏡のこと。眼鏡の玉が、紫、青、黒、グレイに染められています。一般的なのは黒。西洋から流行しましたが、これは瞳の色が淡くて日光に弱いことから来ています。日本人には生理的に必ずしも必要でなく、この頃はアクセサリーとして用いられることが多くなりましたね。年々、面白いサングラスが市販されています。
この句は、眼鏡をサングラスにして、あたかも世間から隔絶したかのように見えますが、それはおのれを恃(たの)むためだと喝破しています。あたかもサングラスをかければ嫌なことを断ったと誤解する人が多いようですね。
作者よしの・よしこの紹介は、2007年7月28日を参照。
(出典:蝸牛社編集部編「新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・昨晩、台風3号が太平洋上を北へ抜けてゆきました。今朝はダルビッシュがレッドソックス相手に投げています。オールスターへも出場が決まって投球が躍動しています。

投稿者 m-staff : 2017年07月05日 09:26

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