[2017年07月07日]

香水の香のそこはかとなき嘆き

久保田万太郎(1889~1963)

香水が夏の季語。オーデコロンも同意の季語です。
もうすぐ夏場所が始まりますが、香水と言えば、昔、「貴ノ浪」という大関がいて、勤めていた会社の社長が後援をしていて、日本橋の本社に訪ねてきてくれたことがありました。そのときは朝げいこを終わった後でもあり、浴衣の全身にオーデコロンの匂いがしたことを思い出します。
夏は衣類が薄手になり、汗をかく機会も多くなります。汗の匂い体臭を消すために香水の香に頼るのもこの時期で、爽涼な気分に浸れるし、他人にも不快な思いをさせずに身だしなみとして用いることがありますね。
この句は、まことに上手い句ですね。「そこはかとなき嘆き」と香水の香がマッチして新派の舞台を見るようです。
今日は、七夕。七夕は秋の季語。
今日は、小暑。24節気の一つ。この日から暑気に入ります。
作者くぼた・まんたろうの紹介は、2005年1月6日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・局地的に激しい雨で、九州各地や山口県で避難指示や避難勧告が出ています。記録的な豪雨災害が九州北部に起きています。もうそろそろ太陽が恋しくなりましたね。

投稿者 m-staff : 2017年07月07日 09:52

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