[2017年07月09日]

鬼灯市夕風のたつところかな

岸田稚魚(1918~88)

鬼灯市(ほおずきいち)が夏の季語。四万六千日、六千日さま、千日詣なども同意の季語です。
いつぞや地下鉄の日比谷線に乗っていたところ、車内を鬼灯市の帰りでしょうか、鉢植えに鬼灯がいくつもぶらさがっているのを大事そうにかかえて歩いている男性を見たことがあります。
鬼灯市は、7月9日、10日の両日、東京浅草観音の境内で市が立ちます。鉢植えや袋入りの鬼灯を売る店が並び買って帰り、煎じて飲むと子供の虫封じや女性の癪(しゃく)に効くと言います。観世音菩薩の結縁日で、この日に参詣すれば四万六千日のご利益があると言われています。
この句は、夕方の風が立つのは、鬼灯市の開かれている浅草観音と詩的に表現しています。
作者きしだ・ちぎょの紹介は、2005年7月1日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・九州北部に記録的な集中豪雨。それに反して東日本や北日本では猛暑日。熱中症にご注意ください。当家ではまだクーラーを使っていません。それにしても暑いですね。G20サミットでは、プーチンのしたたかさ、トランプの馬鹿さ加減にうんざり。

投稿者 m-staff : 2017年07月09日 09:38

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