[2017年07月16日]

人来たら蛙となれよ冷し瓜

小林一茶(1763~1827)

冷し瓜が夏の季語。瓜冷やす、冷し西瓜、氷西瓜なども同意の季語です。
冷し瓜は、まくわ瓜を井戸水や清水で冷やしたものを言います。この句が造られたころは高価で、庶民には手の届かぬものでした。作者は客が来た時に奮発したものでしょうか。
ここで面白いのは、冷し瓜への呼びかけですね。留守中に誰かが来て取って食われそうになったら、「蛙に化けるろよ」と言われていました。童話風の俳句ですね。
今日は、盆送り火で藪入り。
作者、こばやし・いっさの紹介は、2005年3月27日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・毎日暑い日が続いています。気象庁はまだ梅雨明けを発表していません。なし崩しのうちに梅雨が明けそうですね。蝉が鳴き始めました。

投稿者 m-staff : 2017年07月16日 07:51

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