[2017年07月18日]

女ざかりといふ語かなしや油照り

桂 信子(1914~2004)

油照りが夏の季語。脂照りも同意の季語です
夏になると、空がぼんやりと曇って風がなく、太陽ががんがんと照り付け、蒸し暑く脂汗がにじむような日を言います。脂汗は、身体がきついときに自然に出てくる汗ですが、大地そのものが炎暑に苦しめられているように見えます。また、油の煮えたぎったような熱気を思わせることから「油照り」となりました。「炎天」よりも厳しい季語ですね。
この句は、女性ならではの発想で、「女ざかり」という言葉が悲しくなるような状態の環境を表しています。作者は結婚2年目で夫と死別しています。
作者かつら・のぶこの紹介は、2005年6月4日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・横須賀は7月1日に雨が降ってからお天気は晴れ続き。植木に水が欠かせません。新潟や福島では大雨。今日も横浜へ出かけます。

投稿者 m-staff : 2017年07月18日 08:48

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