[2017年07月21日]

夜濯ぎのひとりの音をたつるなり

清崎敏郎(1922~99)

夜濯ぎが夏の季語。
夏の間は、肌着や衣類は汗にまみれてしまうので、これらを夜の涼しい間に洗って干しておくと翌日には乾いています。13日から19日の1週間は、連れ合いが入院していましたので毎晩洗濯をしていました。洗うものは、軽く薄いものなので、ある意味で楽です。
むかし、夜干しは死者の着物を洗って干すための方法でしたので、長い間、忌嫌われて行われませんでしたが、今はそのよう事はありませんね。また、赤ん坊の着物も夜干しにすると夜泣きをするとも言われていました。しかし、今ではそのようなタブーは忘れられて、夜濯ぎは必要なものになっています。
この句は、独身者の夜濯ぎのように聞こえ、ちょっぴり悲哀を感じますね。
作者きよさき・としおの紹介は、2006年3月16日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・気象庁は、今後1週間ほど高温が続くと予想しています。「長期間の高温に関する全般気象情報」を出して、熱中症や農作物の管理に注意を呼び掛けています。

投稿者 m-staff : 2017年07月21日 09:39

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