[2017年07月22日]

夏椿一輪が守る虚子の墓

鈴木真砂女(1906~2003)

夏椿が夏の季語。沙羅の花、ひめしゃら、さらの花、あからぎ、さるなめなども同意の季語です。
7月ごろになると、椿に似た白い花を葉の付け根に咲かせます。
ツバキ科の落葉高木。高さは15メートルほど。夏椿が学名でインドの沙羅樹とは違います。幹は古い皮がはがれて、すべすべした赤褐色を示すので「あからぎ」、きれいな木肌は猿がなめたように見えるので「さるなめ」という俗説もあります。
この句の高浜虚子の墓は、鎌倉の寿福寺にあります。寿福寺は、鎌倉五山の第三位。墓地には大佛次郎、源実朝、北条政子の墓があります。鎌倉吟行の際に、お参りしたことがあります。
夏椿が供花として一輪、虚子の墓を守(も)っているという光景に心が動かされますね。
作者すずき・まさじょの紹介は、2005年1月16日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(下)」、創元社、2008年刊)
・全英オープンゴルフで松山英樹選手は10位、環境の悪い中で健闘しています。ダルビッシュはタンパベイ・レイズ相手に投げています。

投稿者 m-staff : 2017年07月22日 08:47

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