[2017年07月23日]

灼けてゐる礁に耳つけ濤を聴く

篠原 梵(1910~75)

灼けてゐるが夏の季語。灼く、熱砂、熱風、炎熱なども同意の季語です。
気象庁は、「長期間の高温に関する全般気象情報」を21日に発表しています。熱中症や農作物の管理に十分な注意が必要ですね。
真夏の太陽によって、地面や建物は熱く熱せられます。昔は、道路のアスファルトを踏むと、フワフワと靴がめり込む感じがしたものです。海岸などの砂浜ははだしで歩けなくなるぐらいになります。
「砂灼くる」「風灼くる」などの形で使われ、また、「熱砂」「熱風」などとも用いられます。
この句は難しい漢字が使われています。「礁(いわ)に耳つけ濤(なみ)を聴く」。表記は難しくとも、抒情的な作者の思いはよく伝わってきますね。
今日は、大暑。24節気の一つ。暑さが最も厳しいとき。
作者しのはら・ぼんの紹介は、2006年2月2日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・全英オープンゴルフは、松山英樹選手がスコアを4つ伸ばして通算4アンダーとして首位のスピースと7打差、明日の最終日に望みを残しています。

投稿者 m-staff : 2017年07月23日 09:38

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