[2017年08月02日]

萱草や浅間をかくすちぎれ雲

寺田寅彦(1878~1935)

萱草(かんぞう)が夏の季語。忘草、ひるな、藪萱草、野萱草なども同意の季語です。
畦や道端に自生するユリ科の多年草。葉の間から花梗を出して百合に似た黄橙色の花を開きます。1日花で夕方にはしぼみます。藪萱草は八重咲、野萱草が一重です。漢名の「萱」には忘れるの意味があり、憂いを忘れるというとの中国での言い伝えから忘草の名前があります。
この句は、軽井沢から浅間山を見ての作句。千切れ雲が浅間山を隠しているように見えると抒情的に詠っていますね。
このブログ「日めくり俳句」を始めて13年8か月になりました。その1回目は寺田寅彦の句でした。
元旦や子ども等は皆人となり  寅彦
忘れられない句です。
作者てらだ・とらひこの紹介は、2005年1月1日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(下)」、創元社、2008年刊)
・昨日の午後3時ごろの横須賀は、あたりが真っ暗。大雨警報、雷・洪水注意報、土砂災害警戒情報が次々と出されて、大童でした。しかし、大きな災害もなく行政は安心したことでしょう。

投稿者 m-staff : 2017年08月02日 10:03

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