[2017年08月14日]

天の川わたるお多福豆一列

加藤楸邨(1905~93)

天の川が秋の季語。銀河、銀漢、星河なども同意の季語です。
月のない晴れた夜に、周りが明るくないところで夜空を見上げると銀河系の星の輝きが見られますね。これが天空を横切る天の川です。天の川は1000億以上の恒星からなっていて「銀河」とも呼ばれています。
天の川と言えば、そこを渡るのは牽牛や織女の恋人たちと決まっていますが、この句で作者は「お多福豆」を渡らせます。一列に並ばせて何のために渡らせるのでしょうね。美人でない女性をお多福と呼ぶことがあります。恋人のいない不美人たちが、私たちも向こうの岸へ恋人を探しに行こうというのでしょうか。奇抜で面白い作品です。
人間探求派と呼ばれた作者81歳の時に作られました。
作者かとう・しゅうそん紹介は、2005年1月22日を参照。
(出典:坪内稔典他編「日本の四季 旬の一句」、講談社、2002年刊)
・ゴルフの松山英樹選手の涙を流している映像に勝負の厳しさを感じました。4日間のうち、初めの2日間は絶好調。後の2日は我慢のゴルフ。体調を整えて下さい。今後の活躍に期待します。

投稿者 m-staff : 2017年08月14日 09:41

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