[2017年08月19日]

わが行けば露とびかかる葛の花

橋本多佳子(1899~1963)

葛(くず)の花が秋の季語。
日本各地の山野に自生するマメ科の蔓性多年草。
葛はいたるところに生え、山の葛、野の葛、河原の葛など、場所によって趣が変わってきます。繁殖力が旺盛で、3枚に分かれた大きな葉をつけて野をおおい、あるいは薮木を這いあがります。10センチほどの花穂を立て、紅紫色の花が下から咲き上ります。大きな葉に隠れがちですが、やさしく控えめな美しい花です。昔は、根から葛粉をとり、茎の皮で葛布を織りました。
この句は、野原を歩けば葉の露に飛び掛かられるような気持がしたと詠っています。秋の七草のひとつです。
作者はしもと・たかこの紹介は、2005年1月25日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(下)」、創元社、2008年刊)
・トランプの側近のバノン氏が解任されました。どうなりますか、トランプ政権。今日は横浜で句会。

投稿者 m-staff : 2017年08月19日 09:06

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/6104