[2017年08月22日]

朝顔の庭より小鯵届けけり

永井東門居(1904~90)

朝顔が秋の季語。蕣、牽牛花も同意の季語です。
熱帯アジアを原産とするヒルガオ科の1年草のつる草。遣唐使によって薬用として渡来したと言われています。園芸品種はたくさんあり、花の色、花の形とともに多彩を極めています。現在の大輪朝顔は、明治時代に改良重ねて造られました。早朝に花を開き、太陽が昇りきる前にはしぼんでしまいます。朝露よりはかない姿が日本人の美意識をつかみ古くから愛されてきました。
この句は、作者の鎌倉の自宅での光景ですね。朝顔の咲いている庭から隣人に小さな鯵を届けたというただそれだけのことですが、ほのぼのとした味のある句に仕上がっています。
作者ながい・とうもんきょの紹介は、2006年12月4日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(下)」、創元社、2008年刊)
・夏の甲子園は、今日が準決勝。準々決勝は大味なサイダーのような4試合でした。接戦を期待します。

投稿者 m-staff : 2017年08月22日 09:36

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