[2017年09月03日]

新蕎麦や熊野へつづく吉野山

森川許六(1656~1715)

新蕎麦が秋の季語。秋蕎麦、走り蕎麦、初蕎麦なども同意の季語です。
お蕎麦屋さんの店前には、新蕎麦の幟が出るころになりました。
普通お蕎麦は、春蒔きを夏蕎麦、夏蒔きを秋蕎麦と言い、年2回収穫します。秋蕎麦の走りが出始めました。まだ十分に熟さない、少し青味を帯びた蕎麦を早めに刈り取って、その粉で打った生蕎麦を新蕎麦あるいは走り蕎麦と言って味わいます。
この句の舞台である紀伊半島の山々は標高は低くても谷が深く急な傾斜をしていて険しく、水田のできる土地ではなく、石ころだらけの土地の畑に蕎麦を多く作ります。お客に新蕎麦を打って食べさせるのが、最高のもてなしになっていると詠っていますね。
作者もりかわ・きょろくの紹介は、2014年5月9日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・ヤンキースの田中将大投手が11勝目、負け数が10ですからようやく勝ち数が上回りました。U-18以下の野球はアメリカに苦戦しています。藤井聡太四段は森内九段とNHKの将棋トーナメントで対戦します。勝てば大殊勲。

投稿者 m-staff : 2017年09月03日 09:44

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