[2017年09月05日]

城址とはゑのころ草の井戸一つ

西村一都(1905~91)

ゑのころ(狗尾)草が秋の季語。猫じゃらし、犬子草、ゑのころなども同意の季語です。
道端の畑の淵、空き地などに生える1年草。緑色の穂が、風に吹かれてとても面白い動きをしますね。この穂が子犬の尾のようなので犬ころという意味の「狗(え)のころ」草の名がつきました。関東地方では「猫じゃらし」の別名の方が一般的です。欧米では穂を狐の尾に例えて「フォックステイル・グラス」と呼ばれています。
この句は、何々城址と言って往時を偲んでいても、いまはその城跡の井戸のまわりにただ猫じゃらしがたくさん生えていると詠っています。
作者にしむら・いっとの紹介は、2007年1月29日を参照
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・野球U18W杯で日本はオランダに勝って、2次リーグへ進出しました。それにしても金属バットから木のバットになったせいか、低調な打線では優勝は無理かもしれませんね。

投稿者 m-staff : 2017年09月05日 09:23

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