[2017年09月06日]

昼の月はたはた草に沈みけり

内藤吐天(1900~76)

はたはたが秋の季語。ばった、きちきち、きちきちばったなども同意の季語です。
草むらを歩くと元気よくばったが飛び出してきます。バッタ科の昆虫で、俳句では、はたはた、きちきちとも言いますね。これは飛ぶ時の翅の音からつけられたもの。体は淡い緑色、後肢が発達しているうえに後羽が広いために、跳躍力や飛翔力を持っていて草原に多く見かけます。種類は多く、殿様ばった、精霊ばった、おんぶばったなどが知られています。環境の変化によっては大群となって移動し、農作物に被害を与えます。
この句は、昼の月が出ているときに、はたはたが草の中に沈んでいるように見えると静かに詠っていますね。
作者ないとう・とてんの紹介は、2006年8月25日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・野球U18W杯で日本は南アフリカにコールド勝ち、順当。サッカーのサウジアラビア戦は惜敗、順当。おかげで寝不足。

投稿者 m-staff : 2017年09月06日 10:29

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/6128