[2017年09月12日]

秋の燈に母老しかば吾も老ゆ

相馬遷子(1908~76)

秋の燈が秋の季語。秋燈(しゅうとう)、秋灯しも同意の季語です。
秋の夜にともる燈は、さわやかに乾いた気候とともに冷たく澄んで見えます。四季のうちで秋が最も思索をするのにふさわしく、特に、秋燈下での学問、読書は、精神的にも集中することができてはかどります。折から夜は長く、遠い昔を思い出しながらしみじみとするのも秋の燈の下であればこそですね。
この句では、作者の「老々介護」を想像しました。今は元気な母でも看取らねばならない息子は少しずつ年を取って行く、と詠っています。
作者そうま・せんしの紹介は、2005年5月2日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・核実験を強行した北朝鮮に対して、国連の安全保障理事会は、新たな制裁決議を全会一致で採択。さてこれで北朝鮮はどのように反発するのでしょうか。じっくり時間をかけて兵糧攻めで対応するしかないでしょうね。

投稿者 m-staff : 2017年09月12日 09:39

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