[2017年09月19日]

溝そばは群れて淋しき花なりし

稲畑汀子

溝そば(蕎麦)が秋の季語。牛の額も同意の季語です。
昔は、家畜も食べない無用の植物でしたが、いまでは川べりに咲く風情が親しまれていますね。タデ科の1年草。溝や小川の辺に群れて咲いています。茎にはとげの形をした毛が密生しています。茎の先には金平糖のような淡紅色の花をつけます。葉の形が牛の額に似ているところから「牛の額」とも呼ばれています。実に三稜があって蕎麦に似ているところから付けられました。葉や茎を煎じて飲めばリュウマチに効くと言われています
この句は、溝蕎麦の咲いている様子を実にぴったりとらえています。水辺が似合う可憐な花ですが、どこか淋しい風情があります。
作者いなはた・ていこの紹介は、2005年3月20日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・昨日は相模原橋本の蓮乗院へ墓参り。ものすごく暑い日でした。

投稿者 m-staff : 2017年09月19日 09:32

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