[2017年09月27日]

大空の美しきとき鳥渡る

深川正一郎(1902~87)

鳥渡るが秋の季語。渡り鳥、小鳥来るも同意の季語です。
鳥類学では、渡り鳥を夏鳥、冬鳥、旅鳥に分類しています。春に来て秋に南へ去るのが冬鳥、秋に渡来して春に北へ去るのが冬鳥。鳥の大移動の途中に日本へ立ち寄るのが旅鳥。俳句の「渡り鳥」は冬鳥のこと。知らないうちにやってくる夏鳥とは違って、つぐみ、あとり、かも類など大群の多い冬鳥の渡りは、人の眼に触れやすいためです。
この句は、そのような眼につきやすい渡り鳥は、大空が美しく晴れ渡っているときにこそ渡ってくると詠っていますね。
作者ふかがわ・しょういちろうの紹介は、2008年11月15日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・インドネシアのバリ島にあるアグン火山が噴火しそうです。噴火すれば50年ぶりとのこと。避難した住民は約7万5千人以上。話変わって、三宅島の雄山は、20年ごとに噴火する傾向があります。

投稿者 m-staff : 2017年09月27日 09:32

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