[2017年10月01日]

落城の碑を団栗の打ちにけり

加藤三七子(1925~2005)

団栗が秋の季語。櫟(くぬぎ)の実、団栗独楽、団栗飯なども同意の季語です。
早いもので、今年もあと3か月になりましたね。年末や年始が視野に入ってきました。
厳密にいえば、団栗は櫟の実。ブナ科の櫟、樫、こならなどの木の実で、堅く滑らかな堅果を半球形の殻斗がなかば覆っているのが特徴ですね。これを別名「団栗の袴」と言います。縄文中期以降の遺跡では、団栗を貯蔵した穴が多く発掘され、当時は貴重な食糧であったことがわかっています。隣の韓国では、今でも団栗のでんぷん質を利用した、ムックというこんにゃくのような食品が広く食べられています。
この句は、どこの落城したお城でしょうね。城跡の碑に団栗が落ちて音が聞こえるというただそれだけですが、光景が浮かんできます。
今日は、衣更え、法の日、共同募金開始など。
作者かとう・みなこの紹介は、2005年4月12日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・保守だとか、リベラルだとか、アホな政治家連中は、コンプの中の嵐を繰り返していますね。それに翻弄される国民を一体どうしてくれるのですか。

投稿者 m-staff : 2017年10月01日 10:02

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/6156