[2017年10月04日]

紫の淡しと言はず蘭の花

後藤夜半(1895~1976)

蘭の花が秋の季語。蘭、秋蘭(しゅうらん)、蘭の香なども同意の季語です。
蘭は、美しく、気品が高く、洒落ていて、高い香りがしますね。蘭は種類も多く、葉は細く四方に広がり、一茎一花です。日本や中国の暖地に自生するものは東洋蘭、西洋から渡来したものは洋蘭と呼ばれています。開花は春と夏、日本では春開く春蘭が中心ですが、シナ蘭の中に秋蘭という種類があるので、秋の季語とされています。
この句では、蘭の花を、紫がかった色を淡いとは言えずに、濃い紫に見えると詠っていますね。これは洋蘭の日本ばなれしたあでやかさを言っているのでしょう。
今日は、十五夜、仲秋の名月。
作者ごとう・やはんの紹介は、2005年9月6日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・アメリカンリーグの地区シリーズ進出決定戦は、ヤンキースとツインズが対戦。どちらも先発投手が乱調で1回の裏表で3対3のド点。ハラハラドキドキの面白い試合となっています。

投稿者 m-staff : 2017年10月04日 09:53

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