[2017年10月07日]

独り淹れて独り酌む茶や居待月

松根東洋城(1878~1964)

居待月(いまちづき)が秋の季語。座待月、居待、十八夜月なども同意の季語です。
陰暦8月18日の月のこと。十七夜の立待月よりもさらに34分遅れて上ってくるので、それを座って待つというのです。
家に居間や座敷でゆっくりと待たねばならない月の出です。次々と遅くなる月の出の4番目に当たりますが、観月の思いがやや静まって、心安らかに迎える月の出の趣が居待という言葉から感じられますね。
この句は、独(ひと)りで、お茶を淹(い)れて、独りで飲んでいる作者の姿が浮かんできますね。
作者まつね・とうようじょうの紹介は、2006年1月14日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・今年のノーベル平和賞は、核兵器の廃絶を目指す国際NGO、ICAN(核兵器廃絶キャンペーン)が受賞しました。妥当な選出ですね。日本は唯一の戦争被爆国として、早く核兵器禁止条約に署名することが必要です。

投稿者 m-staff : 2017年10月07日 09:47

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