[2017年10月25日]

下駄の音ころんとひとつ秋深し

富安風生(1885~1979)

秋深しが秋の季語。秋闌ける、深秋、秋深む、秋さぶなども同意の季語です。
すべてのものが冬へ移ろうとする晩秋の静けさを言います。1年の中でも最も自然の気配が身に沁みて感じられるひと時ですね。深秋はもう秋が終わろうとする気配。見るもの聞くものすべてがはかなく、哀切の情けが胸に湧きだすようです。
この句は、そのようなはかない深秋のころに、突然に下駄の音がひとつころんとして、ああもう秋が終わるのだ、と作者は詠っています。
作者とみやす・ふうせいの紹介は、2005年2月6日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・セリーグは失礼ながら横浜DeNAがまさかの優勝。ほとんどの野球評論家は、広島カープが勝つとしていました。横浜は、甲子園球場、広島球場で戦い、勝ち切って横浜スタジアムに帰ってきます。本当によくやりました。この次は日本一が待っています。

投稿者 m-staff : 2017年10月25日 09:13

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/6182