[2017年11月10日]

あはれさやしぐるる頃の山家集

山口素堂(1642~1716)

しぐ(時雨)るるが冬の季語。時雨、朝時雨、夕時雨、小夜時雨、村時雨、北時雨、横時雨、片時雨、時雨雲、時雨傘なども同意の季語です。
冬の初めのころ、晴れていたかと思うとさっと降り忽ち上がってしまう雨のこと。降る時刻によって、朝、夕、小夜時雨などと呼びます。「村時雨」は、ひとしきり降る時雨、「片時雨」は、一方では晴れているのに一方では降る時雨、「横時雨」は、横なぐりの時雨を言います。
この句では、作者の師松尾芭蕉は、時雨の降るころに亡くなりました。ために芭蕉忌を時雨忌とも言います。そのころになると生前に愛読した西行の「山家集(さんかしゅう)」を、故人をしのぶよすがとして読むと言います。作者は親友でもあった芭蕉を追悼していることがわかりますね。
作者やまぐち・そどうの紹介は、2005年6月7日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・世界が注目する米中首脳会談、トランプと習近平の戦いはどちらに軍配が上がったのでしょうか。報道を見る限りでは、習近平の方でしょうね。トランプの性格や性質を研究していることがよくわかりますね。

投稿者 m-staff : 2017年11月10日 09:17

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