[2017年11月11日]

美しき銀杏落葉を仰ぐのみ

星野立子(1903~84)

銀杏落葉が冬の季語。
銀杏はイチョウ科の落葉高木。銀杏は、秋に黄葉して、少しずつ散ってゆきますが、霜がふったり、強い風が吹いたりすると、急に散り終わったりしますね。銀杏の大木や並木が裸で立っているのは壮観です。銀杏の落葉はほかの木よりも遅く始まりますが、黄色の葉が印象的です。降りしきり落ちつくす様子は冬の始まりを知らせますね。街路樹には銀杏がもっとも多く、神社や寺の境内にも巨木が多く見られます。
この句では、銀杏落葉が巨木から降っているのを作者は仰いで、その美しさを愛でている様子が伝わってきますね。
作者ほしの・たつこの紹介は、2005年2月9日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・昨晩から強い風が吹いています。北の方でいたずら低気圧が発生して日本列島をかき回しているようですね。寒暖の激しい季節ですから、どうぞ風邪をひかないようにご自愛ください。

投稿者 m-staff : 2017年11月11日 09:59

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