[2017年11月17日]

病ひ軽き日は愁なし冬薔薇

村山古郷(1909~86)

冬薔薇(ふゆそうび)が冬の季語。冬薔薇(ふゆばら)、寒薔薇なども同意の季語です。
薔薇は、冬になっていても結構咲いていて、露地で自然に咲いているのが本来の冬の薔薇、温室で咲かせて冬になって出回るものは冬薔薇とは言いません。
バラ科の落葉低木。冬も薔薇が咲くようになったのは近代になってからですね。西欧での薔薇の品種改良は目覚ましく今日の栽培種はほとんど四季咲きです。薔薇は比較的寒さに強い花ですが、冬の薔薇ともなれば花は小さく、華やかさはあまりありません。霜に打たれて咲いているのは健気に見えますね。
この句では、病気の人は毎日過ごすのが大変。その日その日で容態が変わります。その病の軽い日に見る冬薔薇は、愁いの無いように見えると詠っています。
作者むらやま・こきょうの紹介は、2006年5月19日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・季節外れの野球を見ました。「アジアプロ野球チャンピオンシップ」で、日本と韓国が対戦。延長10回タイブレーク8対7で日本がサヨナラ勝ち。何ともかったるい試合でしたね。もっときびきびとスピーディに試合を進行できないかと思いました。

投稿者 m-staff : 2017年11月17日 09:47

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