[2017年11月21日]

牛は生涯大空を見ず空つ風

宮武寒々(1894~1974)

空つ風が冬の季語。空風、北下し、北颪も同意の季語です。
冬になると天気の良いときに北西の季節風が吹きます。関東地方の空っ風は、よく知られていますね。「かかあ天下と空っ風」といえば群馬県上州を思い出します。湿気や雨や雪を伴わずに激しく吹く寒風。ときに、乾ききった砂交じりの強い風が吹くと眼もあけていられぬ状態になります。
この句は面白いところに目をつけています。確かに牛は大空を見たことがないのかもしれません。いつも下を向いて草を食んでいますね。
作者みやたけ・かんかんの紹介は、2006年6月25日を参照。
 (出典:平井照敏編「季寄せ」NHK出版、2001年刊)
・今日の横須賀は、快晴、寒風。富士山を中心に丹沢、箱根、伊豆の大室山などがくっきりと見えています。相模湾は少し白波が立っています。

投稿者 m-staff : 2017年11月21日 09:41

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