[2017年12月04日]

あさくさの袋物屋の花八つ手

星野麦丘人(1925~2013)

花八つ手が冬の季語。八手の花、八手咲く、天狗の羽団扇も同意の季語です。
八手の花は、ウコギ科の常緑低木。葉は柄が長く、先が七つから九つに裂けて、掌のようでもあり団扇のようでもありますね。冬に花が咲き、枝先に白い苞に包まれた円錐形の花序をつけ、花梗には白い花が数多くつき、毬の形で、にぎやかでいて淋しい感じがします。暖地の海に近いところで自生していますが、いまでは庭にも多く植えられています。
この句は、浅草の袋物屋の店先に、八手の花が咲いている、というだけでその光景が浮かんできます。八手は、どのような場所でも育ちますが、地味で華やかに見えるところがポイントですね。
今日から人権週間、10日まで。
作者ほしの・ばっきゅうじんの紹介は、2013年5月25日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(下)」、創元社、2008年刊)
・W杯女子のスピードスケートは、カナダのカルガリーで行われており、高地で記録の出やすいリンク。小平も高木美帆も日本記録を連発しています。スキージャンプの高梨は、ようやく3位に入りました。

投稿者 m-staff : 2017年12月04日 09:34

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