[2017年12月09日]

笹鳴の鳴けば亡き母呼ぶかとも

福田蓼汀(1905~88)

笹鳴(ささなき)が冬の季語。冬鶯、冬の鶯、鶯の子、笹子など同意の季語です。
裏の武山の藪でチャッチャッと鳴いている冬の鶯の声を聴きました。この繁殖期以外の地鳴きを「笹鳴」と言います。声高らかな囀りとは違って味わい深い鳴き方ですね。傍題の「笹子」とはその年に生まれた鶯の幼鳥のこと。笹鳴するのは笹子だけとは限らず、成鳥も鳴くのでよく混同されます。
この句では、鶯の母鳥を幼鳥が呼んでいるかのように見えます。それと作者の亡き母が作者を呼んでいると掛け合わせていますね。
今日は、漱石忌。障がい者の日。
作者ふくだ・りょうていの紹介は、2005年3月10日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・ロサンゼルスのアナハイム・エンジェルスが23歳の大谷翔平選手を獲得しました。名将ソーシア監督が率いる西海岸のチーム。近くにはディズニーランドもある富裕層が多く住む温暖な地域。ベーブ・ルースの再来?になるかどうか見ものですね。

投稿者 m-staff : 2017年12月09日 09:30

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/6238