[2017年12月10日]

枯芦の一本づつの日暮かな

岸田稚魚(1918~88)

枯芦が冬の季語。枯蘆、枯葦、蘆の枯葉、枯蘆原なども同意の季語です。
夏には涼し気に茂っていた「青蘆」も、秋になると長さが30センチ以上になるふわふわした花をつけて、冬には葉が枯れて茎だけになってしまいます。水辺の植物であるために、蘆には必ず湖沼や河川があって、その光景によって季節の変化がよみとれますね。特に冬枯れの蘆は茎が林立して広漠とした光景に圧倒されます。
この句では、枯れた群落の蘆の一本一本に日暮れの光が当たっていると俳人らしい観察が光ります。
作者きしだ・ちぎょの紹介は、2005年7月1日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・天気晴朗なれど寒風強し。相模湾の佐島沖には船が8隻出ています。大谷翔平選手がエンジェルスの入団会見。笑顔がいいですね。今日はノーベル平和賞の授賞式。被爆者が演説します。

投稿者 m-staff : 2017年12月10日 10:08

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