[2017年12月13日]

いつの日も冬野の真中帰りくる

平井照敏(1931~2004)

冬野が冬の季語。冬の野、冬の原、冬野道、雪野、雪原なども同意の季語です。
冬の野原で、枯れ果てた荒涼とした野原ですが、枯野とは違って少しだけ違いがありますね。枯野は眼を大地の枯れに向けていますが、冬野はもっと広くとらえた季節の感じを中心としたものです。
田畑や森、小川に点在する農家、そのなだらかな起伏など、広い景色を言います。
この句では、いつも荒涼としている作者の心象風景と冬野の景色が呼応しています。
作者ひらい・てるとしの紹介は、2005年4月17日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・運行中の新幹線の台車に亀裂発生。国の運輸安全委員会は「重大インシデント」と公表。これは脱線などの重大な事故につながる恐れがあるというので初めての措置。詳しい原因はわかっていません。新幹線は安全という神話が崩れそうですね。

投稿者 m-staff : 2017年12月13日 10:02

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