[2017年12月20日]

冬菊となるに決意の如きもの

後藤比奈夫

冬菊が冬の季語。寒菊、霜菊も同意の季語です。
冬に咲く菊、咲き残る菊を総称して冬菊、寒菊と言います。また、寒菊という名の変種がありますね。これは植物学的にはあぶらぎくといい、晩秋から12月まで咲きます。西日本に自生して、地下茎からでた茎の先端にまばらに花が付きます。
この句では、冬菊のただ季節が変わって冬菊になるのではなく、やはり冬菊になるには決意のようなものが秘められていると詠っています。秋の菊を捨てなければ冬菊にはなれません。ひとつの変化は、常に始まりと終わりを持っているととらえています。
作者は、今年百歳。百寿、上寿とも言います。俳壇の重鎮。
今日は、恵比須講。
作者ごとう・ひなおの紹介は、2005年3月23日を参照。
(出典:阿部誠文著「輝ける俳人たち」、邑書林、1996年刊)
・昨日は年賀状の表書きをせっせと行いました。来年も約100枚出すことにしていますが、送る相手が毎年少なくなっています。いつまで続けることができるのでしょうか。

投稿者 m-staff : 2017年12月20日 09:44

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