[2017年12月21日]

獰猛と記され鰐の冬眠す

山口波津女(1906~85)

冬眠が冬の季語。
冬になると、動物の中に一部の種類のものが、冬に食べ物を取らずに、活動を中止して眠ったような状態で過ごすことを言います。蛙、蜥蜴、蛇、亀などの変温動物は、気温とともに体温も下がるので活動ができなくなり、体内に脂肪を蓄えて置いて、少しずつ消費して冬を過ごします。蝙蝠、山鼠、しまりすは低温動物なので、脂肪を蓄え、静かになると眠りますが、ちょっとした刺激にすぐ目覚めます。熊は冬眠というよりは冬ごもりに近い状態です。
この句は、きっと動物園で作られたのでしょうね。獰猛(どうもう)と記した案内板の奥で浮世の騒がしさを知らぬげに、鰐は冬眠していることでしょう。
作者やまぐち・はつじょの紹介は、2006年6月16日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・日本の労働者は効率的に働いていない、という調査が出ました。「労働生産性」がG7=主要7か国の間で最下位。労働生産性は、1人の従業員が1時間にどのくらいの物やサービスを生み出したかを示す指標。日本生産性本部によると、長時間労働、手間暇をかけた高品質な製品やサービスを比較的安い価格で提供していることからだ、と言います。政府は、「働き方改革」を効率的に推進するべきですね。

投稿者 m-staff : 2017年12月21日 09:55

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