[2018年01月05日]

福寿草咲くを待ちつつ忘れたる

佐藤紅緑(1874~1949)

福寿草が新年の季語。元日草も同意の季語です。
この花は、縁起の良い名前と花の少ない季節に明るく咲く花として珍重され、正月の飾りものになっていますね。キンポウゲ科の多年草。もとは野生でしたが、いまは栽培され、鉢植えとして観賞されています。旧暦の正月の咲く花を鉢植えにして正月の床飾りにした江戸時代の習慣が、新暦なっても引き継がれたものです。
この句は、鉢植えの福寿草の咲くのを待っているうちに、花の開くのを忘れてしまった、とあっけらかんに詠っていますね。
作者は小説家、サトウハチロー、佐藤愛子の父。佐藤愛子著「血脈(上)(中)(下)」(新潮社、2001年刊)は、佐藤家のハチャメチャな家族の面白さを表して抜群の内容、一読を進めます。
今日は、小寒。寒の入り。
作者さとう・こうろくの紹介は、2006年12月29日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・ピョンチャンオリンピックの開催中は米国と韓国の合同軍事演習は行わないことになりました。スポーツによって韓国・北朝鮮の対話が始まることを祈りたいものですね。

投稿者 m-staff : 2018年01月05日 10:53

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