[2018年01月14日]

馬もまた歯より衰ふ雪へ雪へ

宇佐美魚目

雪が冬の季語。小雪、深雪、六花、雪の花、粉雪、積雪、根雪、細雪、吹雪など同意の季語です。
日本海側では大雪で交通機関に大きな被害が出ていますね。
さて、馬が家畜になったのは紀元前3千年と言われています。人間と馬との共存の歴史は長く続いていて、寿命はおよそ25年。馬の顔が長いのは嗅覚の発達と臼歯(きゅうし)の著しい発達により、人間の臼歯は20本、馬は24本、馬のそれは草を食べるのに適しています。「馬もまた」という表現は、人間の歯を想定してのこと。降り積もった雪の上に、さらに雪が降るというのは、時の過ぎゆくことで、それは老いを意味します。歯は生命力の象徴であり、老いれば衰えることを表していますね。
今日は、大相撲初場所初日。最後に笑うのは誰でしょうね。
作者うさみ・ぎょもくの紹介は、2006年6月21日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・ダボス会議の開催地スイスで、トランプ大統領の出席に抗議のデモが行われています。本会議は23日からですが、スイスの治安当局は治安が大変です。当局は、来ないでくれと思っていることでしょうね。


投稿者 m-staff : 2018年01月14日 09:44

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